切迫早産になったといわれても

   2022/08/28

相手も車、こちらも車で、センターラインのないカーブのある道を走っていて、ぶつかりました。こちらは、上り坂、先方は下り坂で、こちらとしては、制限速度は守っていたつもりでしたし、実際、カーブの多い道の上り坂でしたので、そうスピードは出していませんでした。また、センターラインはないものの、そうはみ出して運転していたつもりもなく、こちらから考えると、向こうの方が、下り坂でややスピードが出ていて、それで、内側回りでカーブを回ったことによって、ぶつかったと思うのです。車はお互い、前の部分が破損しました。私にも、先方にもケガはないという状況でした。ですが、向こうの方は妊娠をされており、その後切迫早産になったということを言われました。物損事故として、処理をしようとしていた矢先、切迫早産になったことを、こちらの責任ということを言われ、休業補償など、かなりの要求をされてしまいました。保険会社はあまり役に立たず、いわば、先方のいいなりで、しかも、こちらがスピードをオーバーし、大回りをしてきたからぶつかった、という全面的にこちらが悪いという主張をそのまま受け入れてしまっていました。私としては納得がいかず、また、保険の範囲を超えて、自己負担が生じそうなことにも納得がいかず、無料の法律相談で弁護士さんに相談をしました。弁護士さんを選任し、相手および保険会社との交渉をお願いしようとしたところ、向こうが主張を取り下げました。結局、もともと早産の傾向があったこともあって、それを隠していたこともわかり、一応、過失割合も5割ずつ、ということになり、とは言っても、あまりこの点は納得していませんが、それでも、いちおう物損事故で収まりました。

交通事故 慰謝料 福岡

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