母が交通事故に遇った時のはなし
数年前の話ですのでおぼろ気なところもあるのですが御了承ください。
その日母が自転車で交差点を渡ろうとしていたときに、交差点を曲がって来た乗用車と接触して怪我をしたそうです。
乗用車と接触したときに漕いでいた自転車の車輪辺りに接触したようで、自転車が倒れたときに足が挟まり、打撲か骨折か忘れましたが、2ヶ月くらい完治に時間がかかりました。
相手の乗用車の運転手は任意保険はおろか、自賠責保険にも入っておらず、母が加入していた生命保険会社の方で弁護士をたてていただき、対応してもらったそうです。
あまり詳しくは聞いておりませんが、母もボーッとしていたと話しはしていたももの、相手の不注意と、自動車にかけるべき保険がかかっていないと言うひとつの整備不良と言うことは認めていただけました。しかし、保険を一切車にかけていなかった事で、ほぼ相手側に賠償請求をかけることが出来ないと言うこととなりました。
壊れてしまった自転車を新しく買い換える代金と、母が怪我をした治療費全額、治療の間母が仕事に行くことが出来ない事に対する保証、その他もろもろ全て被害者である母側が出さなければならず、母は非常に不愉快だと話していました。
弁護士さんと話し合いが終わってすぐに、加害者の方が菓子折りを持ってお詫びに来たそうですが、貰うもの貰って、少し話をしたあと、もう来ないでほしいと言う趣旨の事を母が伝えたそうです。
菓子折り持ってくるなら治療費を出して欲しかったと恨み節をぼやいていた母を忘れることが出来ません。