酔いも一気にさめるくらいの交通事故の音
私は社会人になってお酒を覚えた口です。
学生時代は飲み会やライブでのドリンク代にお金を使うくらいならモノを買いたい派でした。
昼ごはんをパン1個などで済ませて、本やCDに注ぎ込んでいたものです。
そんな私がお酒好きになったきっかけは就職して教育担当になった先輩でした。
先輩はお酒が好きで飲み会マスターのような方で、どのお酒の席でも人気者でした。
取引先の飲み会にも毎回呼ばれているような、陽気な方でした。
その先輩に飲みに連れていってもらううちに、飲み楽しさを覚えてお酒が好きになりました。
事故を目撃したのは社会人2年目の秋でした。
その日は課内の飲み会が春吉でありました。
飲み会が終わりほろ酔い気分で地下鉄の駅に向かっているとドーーーーン!と大きな音がなりました。
映画の中で大砲が至近距離で発射されたような音でした。
会社の同僚と音が鳴った方向を振り向くと乗用車とトラックがぶつかっていました。
トラックはそこまで大きなものではなかったですが、飲食店にものを運ぶような後ろに荷台がついたトラックです。
その音で一気に酔いがさめました。
先輩が事故の一部始終をたまたま見ていたらしく、警察に電話ですぐに連絡していました。
(もともと熱血漢なところがある先輩です)
信号のない交差点でトラックが右折のために停まっていたところ、オーバースピードで交差点につっこんできた乗用車が曲がりきれずにトラックの右前方につっこんだようでした。
それからは警察を呼んだり救急車の手配をしたりと警察がくるまでは先輩が対応していました。
あんな大破して車が廃車になるくらいならば、安全運転を心がけたほうがいいと思います。