長女の交通事故
約900戸の住宅地へ引っ越して間もなくのことでした。
公園近くの道で、同じ団地内の人に、長女(その当時4歳)が交通事故に遭いました。
怪我の状況は頭に20針、腕にやはり20針程度の傷で後遺症が残るとのことでした。加害者は当初土下座して謝っていましたが、日が経つにつれ、子供の非を主張し出しました。
さらに悪いことに、完全な無保険であることもわかりました。保険会社なら加害者抜きで話しもできるが、直接加害者と話さなければならないとなると困りました。
それで弁護士に依頼しようといろいろ当たってみたが、引き受けてくれるなかなか弁護士がみつかりません。
ほとほと困っていると会社の上司に、友人に弁護士がいるとのことで早速紹介して貰いました。その弁護士は偶然私の高校の先輩であることもわかり、気持ち良く引き受けてくれました。
弁護士に事故の状況、加害者のことを話したところ、当方に全く過失はなく、むしろ加害者の金銭状況が問題とのことでした。
あとはもう弁護士に任せて、都度報告を受けるだけでした。
まずは加害者も弁護士を雇ったとのことて、裁判になった旨報告を受けました。中間は余り報告もありませんでしたが、最後結審の前に「被害者の陳述に出廷しますか?」と聞かれたので、今までのいきさつから私も加害者側に言いたいことも多々あったので出廷することにしました。
弁護士から注意点をきいて、私は加害者側にきつく非難の言葉をなげました。少し感情的になりすぎたと反省しましたが、弁護士からは悪くなかったと言われました。結局、事故の状況からはほぼ満足できる賠償金がとれ、弁護士の先生には非常に感謝しました。