知り合いの運転する車が道路を走行中、前方が渋滞していたから停止していたところ、後続車から追突されて知り合いは負傷しました。

この事故で約半年の通院をしなければならない『首の捻挫』を負いました。それだけで済んで良かったと思った矢先、加害者側の保険会社からは治療途中であるにも関わらず、一方的に治療費の打ち切りをしたそうです。知り合いは、今後の治療についてどう進めていけばよいか不安になって弁護士に相談しました。事故の状況を把握した弁護士は、治療効果が出ていることを主張してくれて、半年間は治療の必要性があることを全面に押し出して交渉してくれました。しかし、加害者側の保険会社は認めず仕舞いでした。弁護士は、自賠責保険への被害者請求をしてくれて、治療費を回収できました。その後、後遺障害申請はせずに賠償額の示談交渉を加害者側の保険会社にしたところ、この段階でも治療期間は打ち止めした期間のみだと言ってきたみたいです。知人いわく、こんな保険会社の主張が認められる世の中が間違っていると弁護士に話したらしいです。確かに、被害者なのに加害者みたいに扱われることに納得できない話しの展開でした。

しかし、交通事故交渉に強い弁護士だったみたいで、知人と相談して紛争処理センターに申し立てをして主張立証を尽くしてくれました。満額の請求とはなりませんでしたが、納得できる請求額になり、示談を何とか終えることができたそうです。