初めての交通事故

   2022/12/03

それは今から半年ほど前のことでした。
次男が産まれて、久しぶりのお世話にも大分慣れてきたある日のことです。私は仕事が休みだったので、いつもなら保育園に預けている次男と二人の時間を作るため、次男だけを預けずに買い物に行きました。
その日は買い物をした商業施設でお買い得な商品を見つけて、いつもよりワクワクしながら帰路についていました。そして次男に話しかけながら、いつもより道が混んでいることに気がつきました。警察とパトカーが前の方に見えたので、それを警戒してみんなの速度が落ちているのだなと思いました。
わたしも気を付けよう、と思いながら前の車が止まり、また進んだのですがそれまでと同じようにゆっくりとしか進みません。思ったよりも進まずに前の車が停止しかけたので、わたしはブレーキをゆっくり踏みました。
その時、バン!!という大きな音がして、車体が大きく揺れました。ぶつかられた、と気づいたときに次男が大きく泣き、私は少しパニックになりながらすぐに車を停めて運転席の後ろのチャイルドシートの次男を確認しました。抱き抱えましたが、泣いているだけで怪我はないように思えました。
そうしていると後ろの車から男性が現れました。この方がぶつかってきたのだな、と思いました。男性は「やってしまった」というような顔はしているものの、「ぶつかってしまいましたね」としか言いませんでした。
「警察には連絡しましたか?」わたしが言うと男性は「まだです。どうしたらいいか分からなくて…」と言い、「連絡をお願いします」と迫る私に「いや、分からなくて…」と狼狽えるばかりでした。
仕方なくわたしが警察に連絡を取り、すぐそばにいたパトカーや警察官があっという間に集まりました。
こちらの車は大きく後ろがへこんだ程度でしたが、相手は何とエンジンをかけることもできなくなっていました。軽自動車だったので衝撃に弱かったのでしょうか。
男性は免許を取ったばかりで、動転していたようですが、自分で警察に連絡せず、相手の私を救護しようとしなかったり、事故の瞬間は後ろを見ていたりとの状況から、私も少し動いてはいたのですが、事故の責任割合は10:0で終わりました。
わたしの愛車も新車で購入したのに大分凹み、修理歴もついてしまったので本当に残念でしたが、一切の怪我がなくて本当に良かったです。後日受診した病院でも、異常なしでした。
事故はその処理だけでも相当な時間がかかりますし、当たっただけでも精神的負担はすごいので、改めて気を付けなければいけないなと思いました。

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