新車のスポーツカーを納車日に事故で廃車にした結果!?弁護士特約をおすすめする理由!

   2021/06/30

私がスポーツカーを購入した結果起こった事故とその後の話です。 その日私は納車されたばかりのスポーツカーの慣らし運転、という事で夜中に友人を誘い車に同席させて、あちこちを走り回ってました。 人生で一番勢いに乗っているであろう若者が、新車のスポーツカーに友人と乗っていて、ただで済むわけがありません。初めこそゆっくりと走らせていた車は、段々と速度が上昇!それにつられるように私のテンションもうなぎ上りです。 気が付けば、一般道を走っているにもかかわらず速度は100㎞を超えて、まだまだ加速していきます。最終的な速度は覚えていませんが、車のリミッターが機能していた事は把握しています。そしてあるタイミングで、突然車は操作を受けつけなくなります。上がり過ぎた速度が私の操作能力を超えた瞬間でした。 ブレーキを踏み込んでいるのですが、車は「キキーーーッ」と甲高い音を上げながら国道を滑っていきます。そして壁に激突!その勢いでひっくり返ってしまったのです。しかし、ひっくり返ったにもかかわらず車は凄いスピードで進み続けます。私の頭上で天井が道路とこすれ合う「ごりごり」という音が聞こえていました。天井で滑っている状態なので、当然ブレーキは効きません。私は只々このまま車がどこにもぶつからずに止まる事を祈っていました。 車は最終的にガードレールに車体の横をこすり続けた後、減速して止まる事が出来ました。何とか車から這い出た私が見たのは、無残に潰れひっくり返ってしまった愛車と腰の痛みを訴え続ける友人の姿でした。 その後は、警察や救急車を呼び事故の処理をして、家に帰る頃には朝日が顔を出し始めていました。ここまでも大変だったのですが、問題はこの後です。腰を痛がっていた友人が病院を受診すると、背骨を骨折しており3ヵ月の入院加療と診断されたのです。 これ以降、自動車の保険は対人対物無制限は当然として、弁護士特約もお願いするようにしています。 事故の補償について、友人は保険で対応出来る範囲で構わないと言ってくれたのですが、そのご両親はそうはいかず慰謝料を求めて来たため、少々揉めることになりました。ただ、私が加入していた保険には弁護士が依頼できる特約が付いていたので、そのまま弁護士にお願いしました。 最終的に友人は保険の範囲内で補償を行い、ご両親に対しては示談金として10万円ほどお渡しする事で話が決着しました。当初ご両親100万円近くを請求してきていたのでかなり控えめな金額に落ち着いたと思っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket