弁護士に相談して、慰謝料請求ができました。

   2022/08/19

私がバイクに乗っていた時のことです。その時は、2車線の国道を走行中でした。 交差点に差し掛かり、赤信号のため車が5台ほど停車していました。私は、車両の間をすり抜け、先頭車両の1m程前方(停止線の少し奥)でバイクを止めました。 そして、青信号になった瞬間、「ガンッ!」と衝撃が走りました。なんと、後ろから追突されたのです。 すぐに、車の運転手にサインを送り、バイクを脇に止めました。車の運転手も車を脇に止め、出てきてくれました。しかし、こちらに近づいてくるや否や「なんで割り込みしてきたんだ!!」と怒り出しました。私は「!?」と、一瞬思考停止状態。普通、追突してしまったら、まずは相手の安否を気遣うのではないのか?と思いましたが、相手が怒っているのでなるべく冷静な対応を心がけようと思い、落ち着いて話を進めました。まずは、警察を呼ぶこと、そしてお互いの保険会社に連絡することを提案して、私が警察に電話をかけました。 警察はすぐに来てくれました。別々に事情聴取(実況見分?)を受けました。私は、赤信号で停車中の車の前に出てきて停車したこと。青信号になった途端に追突されたことを伝えました。しかし、向こうから聞こえてくる話はどうやら違っているようでした。「青信号になったから発信したら、突然バイクが目の前に割り込んできたためにぶつかった」と証言しているようなのです。幸いにも、バイクに大きな損傷はなく、私も怪我をしたわけではないので、警察を介した話はそれで終わり、現場を離れることになりました。 そして、相手の保険会社から連絡が来ました。もちろん、車の運転手は虚偽の報告をしていたので、保険会社の人が言うには「今回の事故はお互い様だから、保険を使うのも大変だし、示談金なしの示談で終わらせよう」と言うのです。「いやいやいや…」と思いましたが、相手の保険会社は聞く耳を持たないと言う感じ。こちらの保険会社の人も、「バイクにほとんど損傷はないし、怪我もしていないし、保険を使わない方が良いのでは?」と言うことでした。一体、何のための保険なのか。 そのことを知人に相談すると、「弁護士に相談した方が良いのでは?」という話になり、弁護士に相談する運びとなりました。弁護士の方は事故の状況をきちんと聞いてくれ、また相手と話が噛み合っていないことや保険会社が動いてくれないことも理解してくれました。 その上で、弁護士の方から「慰謝料」という形でバイクの修理費を出しいてもらう方針で車の運転手と示談交渉してもらうことになりました。「弁護士」という言葉のパワーなのか、相手も依然と態度が違って、おとなしくなっていました。最終的には、示談金としてバイクの修理費を勝ち取ることができました。 警察も、保険会社も、被害者のために動いてはくれなかったけれど、弁護士はしっかりと親身に仕事をしてくれて、本当にありがたかったです。慰謝料や示談金のことで困ったら、弁護士に相談するのが一番いいと思います。

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